ビジュアルアーツとKey

ビジュアルアーツとKey

 名作「AIR」「Kanon」「CLANNAD」を世にだし、2007年には「リトルバスターズ!」を生み出したKey。個性的な絵と不思議な世界観を紡ぐシナリオと音楽に魅了され、Keyの作品を支持する人は多い。
 しかし、「リトルバスターズ!」が追加要素を増やした「リトルバスターズ! エクスタシー」として、18禁の美少女ゲームで再販売したことで、ネット界隈で驚きの声が上がった。コンシュマー化する前に、なぜ、18禁ソフトとして発売したのか? 色々な疑問の声が上がった。

 元々、Keyが所属するビジュアルアーツは、ビジュアルアーツが開発したゲームエンジンをパートナーのブランドに供給し、これを製作した18禁美少女ゲーム、いわゆるエロゲーを販売している。つまり、美少女ゲームの会社であるのだ。
 したがって、Keyは「リトルバスターズ!」が18禁美少女ゲームとして、発売されてもおかしくないわけである。

 ビジュアルアーツが美少女ゲームにこだわるわけはなんだろうか? それについて探っていくと、いろんなことが見えてくる。ビジュアルアーツの機軸であるKeyを基に、美少女ゲームの歴史について紐解いていく。

 美少女ゲームは世間には忌避されているアングラ文化であるが、今日までアニメやゲームに与えた影響はすさまじい。イラスト、シナリオ、音楽などなど美少女ゲームというプラットホームがあったからこそ、今のアニメ・ゲーム文化があると言えるはず。
 加えて、昨今騒がれている美少女ゲームにある社会問題についても切り込んでいく。国際的な問題からしてアングラ文化の規制は当たり前だという声が挙がるが、その規制は本当に効果的なのか? 規制の裏にある背景を追い詰めていくと、とある政治家の汚職と人権団体の思惑が見えてくる。

 アングラ文化の規制は人材育成、広告展開といったプラットホームの損失にもかかわり、日本のアニメ・ゲームの文化の首を締め付ける問題へと変わることでもあり、多くのブランドを所有するビジュアルアーツにとって痛手でもある。

 今、美少女ゲーム業界がおかれている社会問題を知ることで、国際問題における光と闇についても考えていこう。
 
posted by 宋江 at 01:23 | game | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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